Satori

『遅咲きのパンジー』はもしかしたら、女性が読めば共感、男性が読めば考えさせられてしまう作品かもしれない。 前半の、インタビューと過去が交差するストーリーの運び方が面白く、またシーンの選び方にとてもセンスがあります。 檜山の話から、自らを省みた京崎が起こしたアクション、更なる奇跡が重なる展開は星奈さんらしいストーリー運び。 タイトルと掛けたパンジーの花言葉や、花そのものの性質が物語全体で活かされている点が『冬ラブ』イベントのテーマとも合致しており、とても工夫された作品だなと感心しました。
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Satoriさん、『遅咲きのパンジー』にずしりと的が当たっているレビューをありがとうございます。 このストーリーはある意味男性に読んでほしいような、読んでもらうと反応が気になるような(笑)、そんな面は確かにあります。 いずれエッセイの方で触れようかなと思うのですが、私の話はどれも多かれ少なかれ自己の経験や見聞が反映されているので、この話も私の定番(笑)の遠距離恋愛の話であると同時に、今日も世界のどこかでその地の生活向上のために奔走している人たちへのトリビュートでもあるんです。 世界中を奔走しているSatoriさんに気に入っていただけたことはとても嬉しいです。重ねまして、素敵なレビューをあ
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