目覚めると見知らぬベッド…そして自分を覗き込む家族と名乗る見知らぬ人々…。 「ここはどこ?私は誰?」 フラッシュバックする記憶のピース…その先には衝撃の真相が! と、まあここまではサスペンスドラマ等でよく見掛ける設定ではありますが、しかしそこは快紗瑠さん! 一味も二味も違う展開でぐいぐい引き込んでくれます! 断片的に浮かぶ記憶のパズルに様々な想像をかき立てられドキドキしながら拝読しました。 何と言ってもタイトルが秀逸です。 これは、あくまで私個人の解釈なのですが、 ちょっと気になるのは『自称・息子さん』…男の子の存在です。 オイラ個人的には男の子までグルだとは、どうしても思えないんすよ。 子供までニセモノならどこかでボロを出しそうなものです。 それと主人公の家長の代わりを演じるハズだったニセ亭主というのは、いなかったのでしょうか。 もしかしたら、実は主人公は大変なDV男で悩んだ妻と義母の策略で記憶を失い…なんてオイラは『裏読み』をしてしまいました。 でも…と、なるとあの三人は『本物の家族』という事になります。 と、すると… 庭に埋まっているのは…。 ああっ!頭パニック(笑) し、失礼致しました汗 思考に事欠かない作品です。
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にいださん、読んでくださっただけても嬉しいのに、こんなにも素敵なレビュー、ありがとうございます。 ほうほう。 そういう見方もあるんですね!! 書いていた作者には目から鱗な視点も飛び出し、このレビュー自体が面白く興味のあるものでした。 一応、私なりの答えはある作品ですが、読み手によって感じるものって違うんだなぁとある意味感心させられました。 気付きを与えてくれるレビュー。 ありがとうございました。

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