山本風碧

新しい連載を今日から始めました。結構長く書いていますが、これが初の異世界トリップFTです(汗) 今まで書ける気がしなかったのですが、これならというネタが降ってきたので、のがしてたまるかという感じでかじりついてます(笑) サイトの方からリンクを繋げております。 ご興味がありましたら、ぜひ遊びに来て下さい。 以下はあらすじです。 ----  寂れた図書館の隅っこで古い童話本に飲み込まれた少女は、「グリム」と名乗る男に本の修復を依頼される。 「現実に戻る方法は一つ。入り込んだ物語を完結させること」  修復する物語は、白雪姫、眠り姫、人魚姫――のような有名な童話だけだと知らされて、少女はほっとする。  ばらばらになった紙芝居を、元に戻すようなもの。パズルみたいに簡単なことだと思ったのだ。  だが、男は嗤って続けた。 「ただし、ね?」  過酷なルールの宣告とともに、物語の中に落ちた少女は、 「生きている物語」を「正しい結末」に導くため、あてのない旅に出る事となるのだった。  ――これは、本と物語を厭う少女と、物語に囚われた男の奏でる協奏曲。
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