大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」 /_event_view?e=146846 こちらのイベントの宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^ ネタバレを含みますので、もしよろしければ、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです。 さて、本作品は、 ジョロウグモが物語の糸を紡ぎ、さらに、せっせとクモの糸も編んでしまう物語^ ^ 虫同士でありながら酒まで酌み交わしてお喋りをしている、この不思議な空気が、非常に童話らしい雰囲気だと感じました。 まるで人間のような親しみを持てる二匹の会話の中で、明かされるジョロウグモの前世……。 ラストシーンの獲物はすでに腐敗していたということですが、 私はこの獲物が掛かったと知ったときのジョロウグモさんの顔を見てみたいなあと思いました^ ^ もしも挿絵付きの本で読むのなら、 人:虫 が、 7:3 くらいの割合で擬人化された絵だといいなあと感じます^ ^ 初の童話執筆とのことで、文章はまだ多少推敲が可能なところもあるように感じましたが、ストーリーや作品のテイストは個性的で、とても興味深いものでした。 ゾクゾクするラストシーンは必見! ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品です^ ^! 読ませていただき、ありがとうございました!
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