彩葉

りこちゃんの作品らしい、かわいいお姫様と紳士な騎士さまのお話…。 と、言いたいところですが、その中にもどこか、現代人が抱える闇のようなものが含まれている、そんなお話です。 このお話を読んで、私が思ったのは。 この王国自体はもうどこにも存在していなくて、戒めとして、王家の姫君たちが習うお話ではないかということです。 タイトルと、お話の差異。 これがもう何かの伏線にしか思えなくて。 きっと意味があるのではないかと、深読みしてしまいます。 だけど、物語の中には、「国が滅びた」という記述はなく、そこは読者にゆだねる形なのかなと思いました。 大切な妃を失って、変わってしまう王様。 それがきっかけで、閉じ込められてしまったお姫様。 そして、その姫を守るために、まるで運命のように現れる騎士。 不遇の中で育ったお姫様も。 運命のいたずら的な演出も。 女の子はきっと大好きだと思う。 そして、何よりも、深みにハマってしまう、恋の典型のようなものなのでしょうね。 このお話はいろんな感じ方があると思うので、多くは書きたくありません。 読んで、感じていただきたいお話です。 これが、甘美な愛なのか。 それとも、苦しい愛なのか。 それは、読む人それぞれによって違うと思うのです。 だから多くは書きたくないし、先入観を与えたくない。 私が思った解釈は、後からそっと、りこちゃんに伝えたいと思います。 ステキな物語を堪能できました。 あ。これなら言っても支障はないかな。 私、騎士さま、大好きです(*^^*)
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彩葉さま、^_^ レビューをありがとうございます。 作品からたくさんの想像をして楽しんでもらえたようでとても嬉しいです。 こっそり話してくれた内緒の感想(解釈) は私の方がびっくりするくらい濃くて。 笑(*^^*) 聞かせてもらって楽しかったです。 姫や騎士、そして王国などの設定を取り入れるのって、私もとても好き♪ レビューの中で書いてありましたが、 『読んで感じてもらいたい』 私もそう思ってます。 「愛」はいろいろで、これこそが「愛」なのだ、とは決められないものだと思いながら創作しました。 王様の想いも、姫の想いも、黒騎士の想いも。 正直、書き足りないところがありまし
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黒騎士は、愛すべき悪役なんでしょうね(^^) でも、実際、私はどこか陰のあるキャラクターとか。 敵役のすごい人とかに惹かれることが多いです。 危険な香りがするキャラクターが好きなのかもしれません。 私の解釈は、若干飛躍しすぎかもしれませんが。 隠された陰謀とか大好きな人間なので、ついつい、そう言う方向に行ってしまいます。 黒騎士が姫を愛しながらも、使命とのはざまで苦しんでいる姿を想像すると、ニヤニヤしてしまいますね。 そういうシーンはすごく好きなので。 このお話の未来もいつか読んでみたいなあと思う作品だったと思います。
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