大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」 /_event_view?e=146846 こちらのイベントの宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^ ネタバレを含みますので、もしよろしければ、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです。 さて、本作は、 童話における『姫』の王道『人魚姫』を主人公としたラブストーリー^ ^ 海で暮らす人魚たちが眼に浮かぶような描写で始まり、 ラストは物語を丸ごと表現したような、情緒的で切ない人魚の詩でした。 私はアンデルセンの、泡になって終わる人魚姫の物語がかなり好きなのですが、 それでも、 本作の、『歌い続ける人魚姫』も、これはこれでいじらしく、もどかしく、良かったと思います^ ^ (私は、白鳥湖にもあるような、『選ぶはずの相手を見間違えてしまう王子』の展開が物凄く好きなのです笑) ここからは作者さまへ。 今回、イベント参加作品へのレビューは、褒めるだけにならないようにと気をつけておりまして、気になったところもできる限り書くようにしています^ ^ 本作で気になったのは…… どうしても、文体の語尾の切り替わり、でした(>_<) 7ページの『向いていないのです』までの文体と、その次の文章からの文体が完璧に切り替わっていて、一瞬、何が起こったのか、視点が変わったか!? と、慌ててしまいました。 もしかしたら、どちらかの文体に合わせている調整中だったのかもしれませんね。 私は個人的には、前半の文体のほうがお話のイメージに合っているかなあと感じましたので、ぜひそっちに合わせていってもらえたらいいなあ、なんて思っています^ ^ また、序盤から『美しい』という単語が、回数的にかなり多く使われているかなあという印象はありました。多少は削ってしまっても、美しさは十分に描写されていると思います^ ^ (例えば、『白く美しい肌』なんかは『白い肌』だけでも十分に美しさを感じるし、言葉を変えて装飾するなら『透けるような白い肌』とか『なめらかな白い肌』とか、そんな感じに変えちゃってもいいかなと思います^ ^) とはいえ、ストーリーは濃く、姫というポジションに対する周囲の対応は読者の生きる人間世界を振り返らせる部分もあり、 大変読み応えのある作品でした。 読ませていただき、本当にありがとうございました^ ^
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金子さん、レビューありがとうございます。 金子さんのレビューは大変参考になるので、楽しみにしてました。 なかなか、自分の文章の癖は自分では分からないので(^^;) 『美しい』を多用しているのは、完全に無自覚でした。 言い換える言葉が思いつけば、差し替えたいなあと思います。 いい言葉でも繰り返せば、少しくどくなってしまいますし(^^;) 文体の指摘は、私もうまくかけなかったなと思うところです。 わざと変えたというわけではなく、最初の書き方を持続できなかった、というところでしょうか。 最初は、ああいう文体で書こうと思っていたのですが、次第に自分が書きやすい文章によっていたのではないかと思いま
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お返事ありがとうございます^ ^ 自分のクセはわからない←これは私もそう思います(>_<)100回くらい読み返しても気づかない部分ってありますよね。 (100回読み返すことはなかなかないけど、少なくとも30回とかじゃ絶対気づけないレベル) それなのに他人が読むと一回や二回で発見できたりする……これってすごいことです(´Д` ) なので、もし私の作品を読んでいただくことがあれば、細かいことでもガンガン指摘してください。 それ、おそらく気づいてないやつですから!笑 ちなみに私は『まるで~のような~』という表現を、無意識だとかなり使ってしまうというクセがあり、一度気づいてからは逆に
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