金子@里見拓

大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」 /_event_view?e=146846 こちらのイベントの宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^ ネタバレを含みますので、もしよろしければ、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです。 私は本作を、 『犯した罪を償うこと、についてを厳しく追求している物語』 だと感じました。 その厳しさといったら 『全く慈悲深くない』と感じるくらい潔い! 私は旧約聖書の絶対的存在『あるというもの』を非常に好ましく思っているタイプの人間でして、 この『厳しい掟を持つ神』の設定が大好きなので、とても気持ちよく読むことができました。 神のようにスピリチュアルな雰囲気の存在を、慈悲深いものである、 というふうに思う人は、世の中に多いと思います。 あまり詳しくはありませんが、私にとっても、弥勒菩薩なんかは、非常に慈悲深いイメージです。 しかし、『あるというもの』はそんな神的な絶対的存在の中では結構な厳しさを持っている。 罪には償いを。そして罰を。 時には家族や、本作にもある『大切なもの』を滅殺し奪うことで罰を与える。 滅殺される方はとんだ災難ですが、それはもう、罪に対する罰なので致し方なし、という考え方。 そういった点で、私のツボにハマる作品でした^ ^ みなさんもぜひ楽しんでほしいです。 そして、 ここからは作者さまへ^ ^ 今回、イベント参加作品へのレビューは、褒めるだけにならないようにと気をつけておりまして、気になったところも書くようにしています^ ^ 本作で私が少しだけ気になったのは、舞台設定でした。 明姫と静姫、という名前から、なんとなく、舞台は和風寄りなイメージでしたが、 それにしては、和風っぽい描写が『殿さま』くらいしか無かったかな? とも思います。 (お天道様、もギリギリ和風っぽいかな?) せっかくなので、風景や野の花や生活用具などの名称を出し、もっと和風っぽさがあっても良かったかなと思います^ ^ また、どこの国を想定することもできる物語、とするならば、明姫、静姫、という名前ではない方が良かった気もします。 は!!! そういえば、一作目では逆の指摘をしてしまいましたね(´Д` )名前つけたほうがいいとかなんとか……(>_<) 似たような内容になり、すみません。 読ませていただき、本当にありがとうございました^ ^
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素敵なレビューありがとうございますm(_)m 童話って、こういった残酷なことをきちんと描いている気がしました。 なので、いかに周囲が厳しいかをありありと描きたかったのです。 いえいえ、演出についてのご指摘はそうだと思います。 実は、外★出する1時間前にネタが突如浮かび、 慌てて書かせて頂いたからです。(言い訳なのです) 西洋でも良かったのですが、個人的な知識として、 生贄的なコトとかが西洋ってあまりないな、と思ったのと、 前回が西洋的なお話だったので、和風的なモノをチョイスしました。 こちらの作品こそ、名前いらなかったんですけど、 一応、お姫さま設定でしたのでつけてみました。 目

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