言綺 氷露

 無言の内に多くを語ると言いますか、雰囲気で読ませてしまうタイプの小説だと感じました。  静かで優しく、幼なじみ特有の親しみ、落ち込んだ心情がひしひしと伝わってきて、やっぱり小説は長さでは無いのだなぁと思いました。  短編で有るが故の良さ、それを改めて教えて頂いたような気がします。
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