公開日から、大変時間が経ってしまい申し訳ありません(>_<) 大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」/_event_view?e=146846 の宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^ (ネタバレを含みますので、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです) 本作は、私がこのイベントの中で一番グッときた作品! まずキャラクター設定。 まんまる姫という親しみやすい名前。欲望に忠実な性格でありながら、なんだか憎めない、愛らしい姫だと思いました^ ^ モグラたちも、 『甘言は危険』という警告を、わかりやすく、かつ物語の設定にマッチしています! 私は普段、小学生を相手にする仕事をしているのですが、 本作が絵本や紙芝居なら、 ぜひ、幼児さんから小学校低学年くらいまでを対象に、読み聞かせをしたいなあと思う作品です。物語だけ読んであげて、絵を描かせても面白そう。 保護者にも好評だと思います。 お子さんのいらっしゃる方には、ぜひ、声に出してよみきかせをしてあげて欲しい作品です。 そして、 ここからは作者さまへ^ ^ 今回、イベント参加作品へのレビューは、褒めるだけにならないようにと気をつけておりまして、気になったところも書くようにしているのですが、 しいていえば、 『大人向け』というよりは『子供向け』に読んであげたい作品ではありました。 また、もし絵本や紙芝居にするなら、という話になってしまいますが、 その場合には、多少、文章をスッキリさせたいかなと感じました。 (ごく個人的な、好みの感覚です) 現状では、絵本などの文章というより、戯曲、舞台の台本としての、感情がかなり大げさにこもっている文章になっていると思います。 「おぉ…姫よ…何処へ消えたのだ…無事でいてくれ…どうか…。」 「私が…私が厳しく叱りすぎたのです…姫…許して…出てきてちょうだい…。」 ↓ 「姫は何処へ消えたのだ、どうか無事でいてくれ」 「私が厳しく叱りすぎたのです、姫や、出てきてちょうだい」 こんな感じです。 もちろん、読み聞かせるには原文のほうが感情がこもります。 ただ、それは読み手の感情を狭く限定する文章になるので、私が個人的に、なるべく読者の気持ちを限定しない、淡々とした文が好きなだけなのです(>_<) あまりためになるレビューにはなりませんが……本当に良作でした。 読ませていただきありがとうございました!
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レビューありがとうございます♪ 凄く誉めて頂いてありがとうございます(ノ´∀`*) 本作は子供と一緒に読める大人向け作品を目指したので、このレビューは大変嬉しく思います。 ご指摘部分も、ちゃんと子供向けの絵本などにするなら正にその通りだと思います。 オイラも簡素な表現は好きですが、自分で書くとなるとなかなか儘ならないので、その辺りを書き分けできるように、筆力を上げていきたいです。 そのうち時間があれば挿し絵付けたいなぁ…と思ってます。 金子さんのレビューは、とても勉強になるのでありがたいです♪ 本当にありがとうございました。( ´∀`)ノ

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