ありす

『この物語の96%はコメディとパロディからできています』 いや、どうしてどうして。 こんなにも、とある先進国の現状を深くえぐってくる作品がありましょうか。 内容は至極真面目なのです。舞台も語られる言葉も問題も、すべてきちんとした知識や設定のもとに書かれていて迫力があります。 しかし。 随所に散りばめられたジョークが作品を重苦しいだけにさせず、さらにとてつもない中毒性でこちらを笑わせてきます。そのバランスたるや、思わず「やられた!」と唸るほど。 人工的な心臓になったら、ときめきも情熱もすべて常態へと淘汰されてしまうのでしょうか。考える力は制御されたくはないなと思います。 国の定めた方針に踊らされるのではなく、自分の意思で踊りたい。 主人公の過去の異名「踊る医学生」の醸し出す暗喩にラストは考えさせられました。
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Σ(゚∀゚) きちんとした知識や設定……かどうかは謎ですが(なにぶん架空の国のお話しですので)、心の部分まで表現できればよかったなあと、レビューを読んで思いました。 こうした話は嫌煙されるだろうと思いつつ、でもどうしても伝えたいものだったので、重苦しくしたくなかったです。汲んで頂けて光栄です(中毒なりました?w) 風刺というか、ブラックユーモアですかね。また何か主張したくなったら、大文字が騒ぐと思います。 もったいないレビューありがとうございました!
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ふふふ。 その時は何らかの形で「御意」を是非~♪
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