櫻日ゆら

私は、一度も京急線に乗った事がありませんでした。 ですがこの作品の、あたかもその場にいるかのような高い臨場感に、まるで自分が京急線に乗っている気分が味わえました。 特に街並みなどが本当に細部まで表現されていて、建物や、その場所の名物まで、とても細かく調べられており、京急線の魅力が沢山詰まった作品でした。 白河さんの言葉で「どんな小さな行いでも、見てくれている人は絶対にいるから」という言葉がとても胸に刺さり、私も背中を押されました。 途中はクスリと笑える部分もあり、最後は、可愛らしく、ほのぼのと心温まる結末で、読み終えると自然と顔が綻んでいました。とても短編とは思えない読み応えと凝縮された内容に、感激です。 優しい良さんと、可愛らしく芯のある白河さんが、とても素敵でした! いつかこの作品に出てくる場所に、実際足を運びたいと思える素晴らしいお話でした。ありがとうございました。 突然長々と失礼しました。 今後も応援しております。
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