受賞

あの花の下車駅

赤い電車には花を愛でる人がいる。彼女とあの花は、誰に会いに行くのだろう。

桜未都

16分 (9,389文字)

49 2,146

あらすじ

未来へ広げる、この沿線の物語を書こう 【京急グループ小説コンテスト】参加作品 *……*……*……*……*……*……*……*……* なんの変哲もない今日を始めるはずだったある日、 僕はその人と出会っ

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感想・レビュー 3

とても素敵な作品でした。 香りのする作品が好きなのですが、本作はまさにそれで読んでいて様々な香りがして。電車の音と街の音が混じって。 五感が働く作品でした。 電車に乗りたくなりました。
出張でたまに乗るくらいしかない京急線。 時間に追われて、中々景色を楽しむ余裕がないものの、この物語を読んで、自分も京急線に乗って車窓から景色を見ているかのような感覚を受けました。 優しいけれど、夢と
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私は、一度も京急線に乗った事がありませんでした。 ですがこの作品の、あたかもその場にいるかのような高い臨場感に、まるで自分が京急線に乗っている気分が味わえました。 特に街並みなどが本当に細部まで表
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