受賞

あの花の下車駅

赤い電車には花を愛でる人がいる。彼女とあの花は、誰に会いに行くのだろう。

桜未都

16分 (9,389文字)

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あらすじ

未来へ広げる、この沿線の物語を書こう 【京急グループ小説コンテスト】参加作品 *……*……*……*……*……*……*……*……* なんの変哲もない今日を始めるはずだったある日、 僕はその人と出会っ

目次 ・ 全1エピソード

23ページ

感想・レビュー3

とても素敵な作品でした。 香りのする作品が好きなのですが、本作はまさにそれで読んでいて様々な香りがして。電車の音と街の音が混じって。 五感が働く作品でした。 電車に乗りたくなりました。
出張でたまに乗るくらいしかない京急線。 時間に追われて、中々景色を楽しむ余裕がないものの、この物語を読んで、自分も京急線に乗って車窓から景色を見ているかのような感覚を受けました。 優しいけれど、夢と言っては朧気な頼りなさを持っていた彼が、電車の中での縁によって、運命の歯車が回りだす。 赤色の車体が赤い糸となってくれたようで、なんとも、ほっこりさせて頂きました。 登場人物達も、皆が穏やかで優しく。 ハートフルな物語。 素敵な作品をありがとうございます。
ネタバレあり
2件
私は、一度も京急線に乗った事がありませんでした。 ですがこの作品の、あたかもその場にいるかのような高い臨場感に、まるで自分が京急線に乗っている気分が味わえました。 特に街並みなどが本当に細部まで表現されていて、建物や、その場所の名物まで、とても細かく調べられており、京急線の魅力が沢山詰まった作品でした。 白河さんの言葉で「どんな小さな行いでも、見てくれている人は絶対にいるから」という言葉がとても胸に刺さり、私も背中を押されました。 途中はクスリと笑える部分もあり、最後は、可愛らしく、ほのぼのと心温まる結末で、読み終えると自然と顔が綻んでいました。とても短編とは思えない読み応えと凝縮され
ネタバレあり
2件

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