清水 誉

月の冴える夜に男が一人。 盃は二つ。 父親に向かって語りかける口調ですが、きっと側から見れば一人で黙々と酒を「酌み交わす」姿なのでしょう。 父親に認めてもらいたかった、というより、認めさせたかったのでしょう。 棄てたと言ったギターを隠し持っていた父親と、反発して家を飛び出したのに、ちゃんと親父の好きな酒を覚えていた息子。 二人とも捻くれ者の頑固者です。 いい話です。 すいません。 なんか上手くこの気持ちを書けない。
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清水さん。 温かなレビューをありがとうございます。 この単純かつストレートな物語の奥深くまで読んでくださり、本当に感謝致します。 月夜って、神聖で静かで。 どこか荘厳で。 そんな月明かりの下だからこそ、頑固者も素直になれるのかなぁ~なんて思ったりもして。 いい話だと言ってくださり、本当に嬉しいです。 ありがとうございます。

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