西 東

美しいバラにはトゲが有ります。 それは外敵から身を守るもので有り、不用意に触れれば傷付けられますよね。 でもそれはつまり、傷付けて来る相手がいなければトゲを持つ必要はなかったても言えます。 ええと変な前置きですが、最後まで読んだ瞬間に美代子も修介も、自分を守る為のトゲを持つ様になったのかな? と考えてしまいました。 登場人物の気持ちに入りやすい文章と、現実にも美代子の置かれた状況に近い事が起こっていそうなだけに息の詰まりそうな苦しさを読んでいて感じました。
1件・3件
イメージ画像として採用した表紙絵から、深く物語を読み取っていただき、心からありがとうございます。 めちゃ嬉しいです! 薔薇の棘のお話、全くその通りなんですよね。 自信も関心も持てなかった美代子に守りたいものができたことは成長だとは思うのです。でもその守り方はきっと他にあったはず……そもそも、もう少し別の視点で見る余裕を持ち守る対象を少しだけでもずらせたら、また話は違ったでしょう…… 救いのない流れでしか纏められず申し訳ないです(>_<) 修介は、元カノと添い遂げていたら、きっと一生守られる側だったと思うのです。子供が生まれても「うちのお父さんが長男」とかいう立ち位置的な(笑)
2件
確かに、このお二人は良い方向に進みそうです。 呪縛はあるかも知れませんが、お互い強くなる事で乗り越え、貰う幸せじゃなく与える幸せも得られるのではと。 元カノさんには悪いのですが。 (;^_^A
1件

/1ページ

1件