黒。

  ファン登録者特典はじめました。 [真夏の海で。牧村×純平編] 「海だーーっ!!」  砂浜を踏んだ純平君の第一声に、周囲の視線が注がれた。 「フフッ、来れて良かったね」  海に行くならと、今日はセットしていないサラサラの髪を撫でる。純平君は嬉しそうに私を見上げ、元気に「うん」と返してくれた。 「早く行こ!」  テンションの高い純平君に手を引かれ、駆け足で砂浜を進む。適当に空いてるスペースを見つけて荷物を置くと、純平君は落ち着きなく海を見る。 「泳ぐ? 泳いじゃう?」 「フフッ。日に焼けたくないって言ってなかったかい?」  忘れていたと語るように目を大きくし、すぐに荷物を漁り出す。  嗚呼、今日の純平君は子供のようにはしゃいで可愛いらしい。私の眼にはいつも愛らしく見えてはいるが、真夏の太陽の下で見る彼は一層輝いている。 「背中塗ってー」 「はいはい」  水着姿で背中以外を塗り終わった純平君に背中を向けられる。日焼け止めクリームを手に乗せて彼の肌に触れると、衝動的に甘えたくなった。 「純平君が私以外に肌を曝す姿は少し嫌だな」 「曝すって……俺、男だよ?」 「違うよ――私だけの男、だろう?」 「う……」  うなじまで赤くなったのは日焼けのせいではないだろう。私の言葉で染まる肌にもっと触れたくなるが……フフッ、我慢我慢。 END. こんなんどーですかー?qq-ω・) /_novel_view?w=23277770/_novel_view?w=23191020
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夏だー!海だー! 日焼け止めヌリヌリだー!゚+。(*′∇`)。+゚ 美味しく頂きました。 m(__)m
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あざっす(o_ _)o

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