藤白 圭

どこまでもお人よしで、どこまでも心の広い主人公は、まるで、穏やかな海のような人。 普通の人が持つ秘密とは違い、彼の持つ秘密は、全てが優しさに満ちたもの。 これほどまでに、真っ直ぐ人を思いやれる彼の気持ちに、心を揺さぶられない人はいないでしょう。 「墓場まで持って行く秘密」と聞けば、自らの恥ずかしさや後ろめたさ、そして、悪事を隠すようなものばかりを思い浮かべるのに。 この秘密は「人を傷つけない」ということだけに特化している。 児童文学として子供達にも読んで貰いたい。 でも、それ以上に、徐々に純粋さが失われ、心がささくれだった大人達に読んで貰いたい。 透明感と柔らかなパステルカラーが織り成す言葉の数々は、読者の心にどこまでも染みわたる不思議な言霊を持っているように思います。 この作品を読むだけで、優しくなれる。 そんな不思議な物語。 素敵すぎる作品をありがとうございます。
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快さん。 読んでいただいたうえ、心のこもったレビューまで書いてくださり、ありがとうございますm(_ _)m 快さんに教えていただいた音楽のお陰で、このお話の世界を広げることができました。 作中に登場するのは「『動物の謝肉祭」水族館」なのですが 実際に書いている時に聞いていたのは、久石譲の「あの夏、いちばん静かな海」です。 本当にぴったりでした。 快さんのセンス、素敵すぎます。 これらの音楽がなかったら、おそらく、クジラ君は登場しなかったでしょう。 聞いていて、急に閃いたものですから… また時間がかかりましたか、 おかげで、お話を書き上げることができました。 いつも本当にありがとう
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あめさん。 本当に素敵な作品をありがとうございます。 読んでいて、「あぁ。ここはきっとあの曲をつかってくれて……あ、ここはきっと、あれかな?」などと、 勝手に妄想して、一人ニヤニヤしておりました(笑) 曲を聴いてて閃くことってありますよね(*´ω`*) 久石さんの音楽って、ジブリに似合うように、あめさんの作品にもピッタリなんですよ。 すんごい、しっくりくる。 だからかもしれないです。 つい、穏やかな海と聞いて、久石さんの曲が思い浮かんだのは。 どこまでも澄んだ空気や水のように。 あめさんの世界観はこのまま貫き通してもらいたいなぁって思います。 こちらこそ。 いつも本当にありがとうござい
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