Key

サークル『ベストレビュアーズ』より失礼致します。管理人のKeyです。 遅れ馳せながら、レビューに馳せ参じました。 読み始めから少し気になる部分が多く、まだ殆ど内容に触れていないどころか二頁しか読んでいないのですが、先んじてレビューさせて頂きます。 結構な長編ですので、書き始めた頃と現在とでは文法や語彙力等変わっているかも知れませんが、やはり冒頭は読者を掴む為の要となる部分ですので、厳しく突っ込ませて頂きますね。 ではでは、レビューに移ります。 まず、最初から世界観を前面に出されてしまったのが少し残念に感じました。これは好みの問題なので、そこまで気にせずとも大丈夫です。 複雑な世界観は小出しにして欲しいというのが正直なところです。 次に文章の面。少し淡々とし過ぎている印象があります。 例として↓の文章 『その昔、魔王と呼ばれる程強い魔族が現れ、そいつは世界を自分の物にしようとしたらしい。 その時、その魔族に従う勢力と彼を食い止めんとした反対勢力との間で起きた戦争が百年戦争で、その戦争は最終的に竜族の裏切りで反対勢力が勝利した。』 冒頭から心が込もっていないというか、適当というか、主人公の性格かもですが。 一応、書き直すならばの例を↓に、 ―――――――― その昔、世界を我が物にせんと世に君臨した強大なる魔族がいた。 『魔王』と称され畏怖されるその魔族と、それを崇拝し服従する一大勢力を打ち倒すべく、様々な種族からなる反対勢力が蜂起した。 後に『百年戦争』と呼ばれるその戦いは、魔王の軍勢に与していた筈の竜族の裏切りに因り、遂に悪の首魁たる魔王を討伐し、戦争は反対勢力の辛勝に終わった。 ―――――――― 元の文章では竜族がどっちの勢力なのかぱっと見て解らないです。 加えて『魔王』『百年戦争』という、ファンタジーに於いての重要な単語はピックアップするべきかと。読者が置いていかれるので、こういう気遣いは大事だったりします。 次に人称の問題。 一人称口語で語っているのに、『傭兵に声を掛ける一人の男』という文章。一人の男=主人公なので、ここは『俺』でないとおかしいです。 長文失礼致しました。
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追記です。 ちなみに傭兵とは給金を貰って雇われた兵士の事ですので、誰の警護もしておらず、傭兵職という身分を公表していない彼等を『傭兵様方』と呼ぶのは違和感を覚えます。
key様 御指摘の方、ありがとうございますm(__)m 指摘された箇所につきましては、確認、修正をしていこうと思います。 貴重な時間を割いて頂き、ありがとうございました!
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掴みの文章として厳しく指摘はしましたが、続きを読んだ感じとても惹き付けられる内容に思いました。 これからも頑張って下さい!
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