佐崎らいむ

読み始めた瞬間から、ふっと独特の空気に包まれました。 物悲しい冒頭なのに、さらっとした肌触りで読み進めて行けてしまうのが不思議です。 彼に振り回されてしまった家族、そしてそんな彼に希望を与えられた青年が語る一人の人物像。それぞれの思い出が一瞬、夕日に溶けそうな、あの表紙絵の観覧車の風景に重なっていく場面が好きでした。 人生、何が最良か分からない。 誰かを悲しませることが、別の誰かを幸せにすることだったりもする。 でもそれが生きるって事なのかも、なんて、ホンワリ思いました。 あめさんの、独特な世界観にまたもや引き込まれてしまいました。 心にしみる素敵な作品です。 佳作、おめでとうございました。
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limeさん。 読んでくださり、そのうえ、こんな素敵なレビューまでいただけて、とっても光栄です! limeさんのおっしゃるとおり、誰かを悲しませていたといても、誰かが幸せを与えられていたのかもしれないですよね。 人生って… あ、なんか、面倒くさい事を言い始めそうなので、やめておきます(笑) 心のこもったレビューありがとうございました(*´ω`*)
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