藤白 圭

もう、言葉もありません。 かなり時代背景を調べられ、一言一句、細やかに描写されているが故に、まるで映画やドラマでも見ているかのような感じが致しました。 勿論。 それだけではありません。 愛する心。 慕う心。 慈しむ心。 それら全てが大きければ大きいほど、反対に作用した時の「憎悪」というべきか、「執着」というべきか。 女の「念」というものの大きさが増す。 「遊郭」という特殊な場所に生きる女故に、「待つ」ことしか出来ない女の情念というものは、こんなにも凄まじいものなのかと鬼気迫るものを感じました。 けれど、この物語。 それだけでは終わらないのが流石であります。 相手を思いやる気持ち。 優しさや真心。 そういった面も持ち合わせた、救いのある物語。 男と女。 表と裏。 陰と陽。 この世の根本的な原理としてある二元論を、美しくも狂気に満ちた花魁の世界の中で表現した名作。 素晴らしいの一言しかありません。 作者に拍手を贈りたいです。
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快紗瑠にい~(;´Д`A ぶ、無事書ききりました……。 妄想コンに間に合うか、ギリギリでドキドキでしたわwww なんとか間に合った! 快にいの「僧が誰なのか」は結構なプレッシャーになったぜ(笑) まあ、無難に遊女が入る寺の僧侶としたけどもw おかしい所無かったですかね? 書いてて楽しいという気持ちを優先しましたw こんな素晴らしいレビューをつけていただいて、とんでもねえご褒美貰えた気分です!\(^o^)/ 本当にありがとうございます! いやっほぅ!
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おつかれい!! いやぁぁ。 今朝、「あの」場面で寸止めくらった時には、色々と妄想と股間を膨らませながら会社に行ったんですがね。(凛音から「あの作品で股間を膨らませるワケないだろ」と叱られた) 帰宅して、しみっつぁんの作品を読んで…………自分がどんなにヨゴレなのかが再確認出来ました(´;ω;`)ウゥゥ わしには……わしには書けねぇ!! こんなにも、綺麗で哀しく、それでいて、最期には温かくなるような作品は。 まじで、おかしなところはないし、すごい感動した!! なんだか、谷崎を読んでいるようで、魅惑的で官能的な美学を感じましたよ! まじ。 リスペクトっす!!
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