先ずは最終章の感想を述べさせていただきます。 一章からの謎が全て解き明かされましたね。萩原は、だからこんなにもリクに親身になってたんだ……そう思ったときにはリクと萩原と玉城から目が話せなくなっていました。 リクが殺人を犯してなくて良かった、玉城はどう動くんだ?、遠く離れた長谷川にできることは? ハラハラした展開に私も息をのみ、安堵し、鼓動が高鳴り……この世界に入り込んでいたんだと感じます。 そしてリク、玉城、長谷川、3人の心はすれ違い、そして一つの絵になって物語は終着を迎えました。いや、きっと新たな物語が始まるのでしょうね。私はすでに長谷川がドアを開けたところから想像していました。 次に全てを通しての感想ですが、表現、謎、展開、人物描写……あらゆる点がプロレベルだと感じます。 ここまで感情移入した作品はエブリスタで、今のところ他に思い当たりません。 それぞれが違う優しさを持った3人は、きっと自分に出会ってしまって煩わしく思っているんじゃないか?そんな不安をいつも感じているのでしょうね。玉城とリクの自転車での事故は、奇跡の巡り合わせでした。 そこから始まる物語はきっと、私だけでなく全ての読者に感動を与えたでしょう。 この作品に出会えたことに感謝します。
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タッくんさん~~!! あああ、なんて素敵なレビュー。 本当に、こんなに早い期間で最終章まですべて読み終えてくださるなんて、それだけでも嬉しいのに。 このレビューはもう、最高の賛辞で、嬉しくって何度も読み直しちゃいました! この3人に私もどんどん愛着が沸いて、ダラダラと進めて行っても楽しいかなと思ったんですが、やっぱりここはビシッと、あのリクの過去の事件に向き合わなきゃいけないな……と思ったんです。 玉城は長谷川がいたらきっと甘えて見守っちゃうだけのような気がして、今回長谷川を飛ばしたんですが(ごめん、長谷川)結局長谷川はどこにいても長谷川で、玉城はやっぱり玉城で(笑) 私がストーリーを考え

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