【コメント】

タキと青鬼

綺麗で、苦しくて、身を切られるような真心の物語です。孤独は、自分で言うほど平気じゃない。生きるのも、現代の私達が嘯くほど簡単じゃない。それでもやっぱりこの作品には嗚咽する。どれほどタキが大事だったか、どれほど一緒に居られた時間が優しかったか……それが青鬼の言葉にも仕草にも溢れている。彼の選択は全てタキのため。ラストもきっと、全霊を賭けた彼の想いだったのかもしれない。知らなくても、残らなくても、真心はきっと覚えてる。最後の一言に号泣です。どこが変なの、ちっとも変じゃないよあにぃ。これ、名作だ。ゴンベに泣いた。代わりに傍にいてあげたいとまで思ってしまった。素晴らしい物語です。

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