村社会のダークな部分を上手く利用した、伝承怪奇小説かと思いきや、興味深い仕掛けに驚きました。 所々にある選択肢風の記述が、最期に府に落ち、従来に無い作風です。とは言え、文章はしっかりしていて、続きが気になって仕方がありませんでした。 トリッキーな言葉遊びといい、話の展開といい、作者のセンスの良さを感じます。 また、この手の話はバッドエンドにしがちですが、あえてハッピーエンドのしたのは、個人的には好みです。まぁ、ハッピーエンドを選択したって事なのですが……。 素晴らしい作品をありがとう。

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