丹一

「きっと、空なのだろう」 あめさんの著作『砂漠ジャンパー』を読み、悩んだすえに感じたことです。 一読(いや、三読)して降参した。 これは自分ごときがレビューできる代物ではないと。 この小説には、作為と作意が無いからだ。 でも伝えたい…それで思い悩んでフラリと散歩した。 ふと見上げた先に、暮れなずむ空があった。 見るたびに色を変える空があった。 「そうか……空なんだ」 思い当たった。 空の色や表情、匂いや手触りを表現しようったって、どだい無理な話なのだ。 だって空は、大いなる宇宙を透かしたものだから。 それと同じように、作者様の感性を推し量ることは不可能なのだ。 凡人の自分には、ただ作者様のつむぐ言葉の手触りを楽しむだけ。 “汝の心の願いを汝に与え給わん” トビウサギが跳ねるたびに、波紋のようにひろがる物語。 砂漠の砂海が吹きゆく風で模様を変えるように、読むたびに違う心模様になるのが不思議。 「それは、きっと空なのだろう」(ΦωΦ)
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ネコさん。 表紙を描いていただいたうえ、素敵なレビューまで、ありがとうございます! せっかくかわいいトビウサギのイラストを描いていただいたのに、話がめちゃくちゃで、申し訳ないです… 伝えたいことが伝わらなきゃ、意味がないですよね… ネコさんのおっしゃる通り、空の色や光とか、文章で伝えるのは難しいですね。 絵のようにはいかないです。 それぞれ、違う空を見るのだろうなぁと思いますが、それはそれでいいのかもしれないですね。 めちゃくちゃな話を書いたことを反省しておりましたが、ネコさんのレビューを読んで、安心しました(*´ω`*)
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めちゃくちゃじゃないですよ! 理路整然とした無機質な話では、人は感動しません。 色彩豊かな感性に触れてこそ、人生も豊かになるものです。 そのような稀有な経験ができて、ありがたいですよ(ΦωΦ)
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