僭越ながらレビューさせて頂きます。 隆也という人物と、新しい事件(仕事)の登場により、春樹の望まない能力の恐ろしさが浮き彫りになってきましたね。制御できるならまだしも、本当に恐ろしい…… 私だったら絶対に無理だと思ってしまいました。 普通の神経なら、狂気じみた映像に耐えられません。その描写がとても上手く書かれている為、春樹が苦しむ姿が容易に想像でき、感情移入してしまいました。 それと一緒に苦しむ美沙も、とても悲しく哀れに感じてしまいました。やっとの事で自分以外の秘密の共有者が出来たのかなと思っても、肝心なところは決して教えられない。春樹の為を思ったら今後も口にすることは無い。そこへ隆也の純粋すぎる心が、美沙には安堵以外に不安と悲しみと憤りを与えているんだなと感じ、少し切なくなりました。 しかし、良くも悪くも隆也の行動と思いは、春樹と美沙の前進につながっているんですよね。 隆也が隆也のままで良かった。この章の最後には、それが一番強く感じた印象です。 さて、このままでは終わらないのは分かっています。 今後の展開と番外編をドキドキしながら読み進めたいです。 ※最後の一つ ちょっと玉城を思い出しました(∩´∀`)∩
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タッくんさん~、「君に伝えたいこと」にも、素敵なレビューをありがとうございました!(;_;) はい、ここからもう一人の主要人物、穂積隆也の登場です。 美沙と春樹だけではもう、いろいろ苦しくて・・・。 そうなんです、春樹の能力って、じっくり想像すればするほど恐ろしくて君が悪いんです。 精神の歪んだ犯罪者なんかに触れてしまうと、その精神も、犯行も、ダイレクトに脳に入り込んで、まぜこぜになっちゃう。 歪んだ快楽も一瞬、自分の快楽になっちゃうことも・・・>< これは想像するだけで吐きそうですよね。 私もこんな能力絶対無理(;_;)(酷い作者) そして美沙の「秘密」ってやつもトンでもなくて。これは

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