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種まく人
藤白 圭
2016/9/24 7:52
「命」の定義。 「生」の定義。 この物語は単なるSF小説ではない。 ただ、言われたことをする。 ただ、作業をする。 それだけでは「ロボット」は所詮「機械」 けれど、理解し、成長し、自ら考えて動く。 そこに、更に感情というものが芽吹いたときには、ロボットも生命を宿したことになろう。 そして、生を知った彼らは、荒んだ大地にも生命を蒔いていく。 もしかしたら、人が己の放漫さ故に破滅への道を歩んだ後で、人が作ったものが「命」を宿し、地球に新たなる命を宿していくのかもしれない。 森羅万象。 宇宙に存在するものにはすべて意味がある。 きっと、今、人が作り出しているものにも意味があるのでしょう。 それが例え、最悪なものであっても、最高なものであっても。 そんなことを思わせてくれる壮大な物語を、作者様らしく、柔らかに、たおやかに、そして繊細に描かれた今作。 とても堪能させていただきました。
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あめ
2016/9/24 9:09
快さん。 おはようございます。 こんな素敵なレビューを頂戴して、とっても、爽やかな朝になりました。 今回はロボットを登場させてみました。 イメージは手塚治虫の作品に登場するロボットなんですが^ ^ 快さんのおっしゃる通り、感情を学んでいき、成長していく姿を描いてみたかったんです。 人間の愚かな争いで、互いに滅ぼしあったあと、こんなロボット達なら、明るい未来が拓けるかもなぁと思いながら書いてみました^ ^ いつも、深くまで読み取ってくださり、感謝でいっぱいです(´∀`*)
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