門一

ぶっちゃけ以前されたレビューの腹いせ半分の顔真っ赤マンですが(あの時の返信はやせ我慢です。小さい人間ですよね笑ってください)その事は忘れて100ページまで読ませてもらった時点での考えをお受け取りください。 他の方の作品をレビューしてらっしゃる秋葉原さん自身もわかっていることでしょうけども、この作品は他の一般的小説(細かい定義は除いておきます)と比べて、大きく逸脱しております。内容としては小説についての小説、というのでしょうか。 その上の感想として、個性人として突き抜けるなら失敗しているというのが僕の感想です。 1ページあたりの文字数については言及しないです。個人の裁量ですし。 まず第一に読ませることを想定した文章ではないというか、自分にとって気持ちのいい言葉を連ねて満足している、というのが印象ですね。むしろ何か試されているのではないのか、とすら思います。 「あの」「その」「そうして」といったフワッとした単語がとにかく多いです。 ですが、それらを意図的に多用している文もありましたね。わざわざ読み解くのに時間のかかる単語を多用して、句点を打たずに一気に駆け抜けるような部分でした。個人的には好きです。 ですが、それこそが冒頭の「個性人として失敗している」という点に回帰することになります。 なりきれていないというか、他の文章との落差が強すぎて「自分すごいです臭」がプンプンです。そこには大きなハリボテがあるだけ、てな感じです。 総評にうつります。 こういう作品を僕みたいな凡夫の感性に当てはめてアドバイスするのは正しいことではないとは思います。 ですが、書くことが目的ではなく伝えることが目的なら、もっと普遍性に重きをおくべきです。 ですがそれこそが秋葉原さんの独自性を失われることになりかねないと思うのも、秋葉原さんの作風故なのでしょう。 難しいところですが、読者の声を望みたいのならもっと読者側に歩み寄ってください。作者からこっちに来いと要求するのは傲慢です。 本当に参考にならない散文ですがこれにて。
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門一さんレビューありがとうございます。 大変、厳しいお言葉感謝致します。 その上で、失礼ながらお話をさせてもらうと、門一さんと私では、何らかの認識の差異が多くあるようで、私自身の不勉強も手伝って、分かりにくい部分があります。 「不明確さの面白さ」のようなものを、いい部分も悪い部分も私なりに分かって書いてるつもりではありますが、それでも良い部分と悪い部分が分かりにくいと申しましょうか、失礼ながら、それらの受け止め方について、どのように感じるのか、主観的に教えて欲しい気もしますが、説明の難しい部分でもあると思います。 その上で、「個性人」とは私にとって聞き慣れない言葉で、どの程度、一般的な言
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できる限りお答えします。 まず個性人というのは「個性(的な)人」という意味です。そのまんまです。ggr(略 と行きたかったところですが私自身がググったら一番上には出てこなかったのでスラングかもしれません。僕が思っていたよりメジャーな言葉ではなかったようです。反省。一発変換で出ないんだからそうですよね。 次に。その上での「個性人として突き抜けることへの成功」という定義についてですが、今回は秋葉原さんの書き方ではなく、この作品に的を絞ってお話しします。 全部読んでから語れとも思いますが、この作品の大がかりなテーマとして【「小説とは何ぞや」を追及している小説】、ととりあえず僕は定義しました。

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