あおい 千隼

レビュー失礼致します。 (応援) 主人公が手にした一冊のノート。 これが交換日記として、物語を大きく動かす存在となりました。 とても不可思議なる出来事を、主人公はいつしか楽しみに思うようになりました。 交換日記を交わす相手との、なんとも嬉しそうな主人公が微笑ましく、普段のシャイな性格である主人公とは違い、生き生きとしていました。 学園のヒロインに恋をし、交換日記の君にもほのかな恋心を抱く様は、まさに思春期の少年といった感じでした。 後日譚では、不思議なえにしを紡いだノートが、役目を終えて桜の許へと消えてゆく…… とても素敵な終幕でございました。 素晴らしいご著作品でした。 有り難うございました。
1件

この投稿に対するコメントはありません