ある意味、サスペンスのテイストも有りドキドキしながらご拝読させて頂きました。 地下室にこもり、ゲームの中で冒険者を気取っていた主人公がリアルで冒険者になってしまうとは…いやはや、何とも皮肉なお話ですね。 まず、主人公がこもっていたのが一階や二階の部屋ではなく地下室という設定が秀逸です! 地上と地下…完全に隔絶させる事でいやがおうにも周囲からの情報が主人公…ひいては読者に全く入って来ず、それによりサスペンス感とイマジネーションが更に膨らみます。 大概、このテのお話は、強力な伝染病や核戦争で無人になってしまったというのが定番ですが… 今回は、それとも違うようです。 一体、何が起こったのか…これは是非とも続編が読みたくなりました! いやぁ、いつもながら作者様の物語運びの巧みさには、舌を巻くばかりです! ありがとうございました!!
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にいださん。 地下室の勇者へのレビューをありがとうございます。 壮大なるRPGゲームの序章的な部分ではありますが、いつか続編が書けたらいいなぁとか。 このまま、「勇者」のその後は読者様の想像の中で物語が形成されていけばいっかなぁとか思っちゃったりしている作品でもあります(笑) 拙作に、このような素敵なレビューを頂けて、大変恐縮ではありますが、感謝致します。 いつも深い部分まで読み取ってくださりありがとうございます。

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