僭越ながらレビューさせて頂きます。 先ずはいきなり最後の部分。ヨウが出て来た時、はっとして我に返りました。 冒頭部分を忘れていました……(;'∀') いつも通りと言うか、いつの間にか菊次郎になっていた私は、物語の中で人生を歩んでいたのです。(感情移入しすぎですね(;'∀')) ロボットなのに人間らしい感情を味わう菊次郎。 嬉しい・哀しい、楽しい・辛い、平和・戦争、希望・絶望、滅亡・誕生…… 様々な表裏一体のものが、短編と言う短い文章の中で見事に表現され、一つの壮大な物語が誕生しています。 社長と出会えた幸運。そして溢れるほどの優しさに触れて生きる希望を持ち、社長の生涯を一緒に走り切った菊次郎。そんな菊次郎が遺志を継いで奮闘する世界は、切なく、悲しくもありながら、生きる希望を見ることが出来、感動を読者に与えてくれます。 敵か味方か? と言うヨウの言葉を聞く限り、戦争は終わっていないのですね。でも、新しい命は次の世代へと紡ぐ希望になるでしょう。 無くなってしまったけど、生涯を掛けたあの庭園だって、また造る事も出来るさ。 最後になりましたが、菊次郎になってしまった私の言葉を書いておきます。 「苦しかったり、辛い事もたくさんあったけど、僕は幸せです」 (*'ω'*)
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タッくん。 菊次郎に感情移入して、こんなにも丁寧に読んでくださって、とっても嬉しいです^ ^ ロボットのお話を書いてみたかったんです。 手塚治虫のマンガに出てくるようなイメージだったんですが(/∀`*) 絶望から希望を見つけていく感じも描きたかったので、読み取ってくださって感激しました。 菊次郎には、またあの庭園を作って欲しいですね^ ^ いつも丁寧に読んでくださって、本当に、ありがとうございます。 またまた、伝えたい事を代弁していただいた感じです(´∀`*)

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