藤白 圭

野生の世界でも、弱者は強者に食われる。 同じように、人間も人が二人いれば弱者と強者に分かれ、それが大きなコミュニティになれば、自分が虐められたくないからと、人は強者に加担する。 それで一人が受ける傷が大きくなり、そして、心も魂さえも奪う。 こういった「痛みの現実」を容赦なく描く反面、その辛く悲しい物語に救いの部分を齎すのが丹一さんの巧さ。 今回はこれまた魅力的なキャラクターである空と明日馬という名コンビの掛け合いが心地よく、それでいて、人の心の闇を追求していく。 話の展開がスムーズでどんどん引き込まれました。 心が痛い作品ではありますが、最後にはどこか悲しいけれど、どこか穏やかな気持ちになれる作品。 流石の丹一節でした。 空と明日馬コンビの今後の物語も期待してます。
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快紗瑠閣下、レビュー恐縮であります(ΦωΦ) 「助死師」というキーワードでググルと上位ランクインされているので、新規で明るい物語を書こうと筆をとりました。 だがしかし、作者の予想に反してまた暗い話になってしまったのは不徳の致すところです。 でも長編用のプロトタイプなので、また来年にでも書き直す予定です。 その時にまた、ご贔屓くださいね(ΦωΦ)
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本当だぁぁ!! 助死師とググると丹さんのことが上位に出てる!! すげーー!! このシリーズで書籍、出て欲しいなぁ。 丹さんの作品は大好きなので、これからも楽しみにしてます&応援してます!!
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