僭越ながらレビューさせて頂きます。 先ずは全体を通して、城崎の空回りした感情がとても上手く表現されていました。感情が文面から伝わり、思わず違うだろ!とか、そこだ!とか声に出してしまう程です。恋に悩み、苦悩する男の姿は、女性(女性が主役の恋愛もの)と違って作品が少なく、新鮮な気持ちで楽しめます。 そしてキャラの立ったヒロインと準主役たち。 芽衣は問答無用で可愛い。これぞヒロインと言えるような仕草に言い回し。城崎や能見が狂うのも納得できます。そして姉や雅、高瀬などのキャラクターもイメージ像が頭に浮かびます。これは作者様の表現力が高いからこそでしょう。 それから能見はとてもいいですね。文字しか見てないはずなのに、本当に気持ち悪かったです(笑) 読者に嫌われる敵や悪人がいると、物語は一気に面白くなる。そう聞いた事があります。 この話でいうと城崎の敵(恋敵)である能見の怪しさや気持ち悪さが際立ち、より一層、主人公へ感情移入できるようになっています。能見の役割は本当に大きいです。物語の性質上、城崎のハッピーエンドはありませんが、苦悩をより強く伝える為の役割ですね。 気持ち悪いけど、芽衣は能見が好きなんだよな……どうしても城崎の立場で考えてしまい切ない。そう私が思えたのは、作者様の技量のなせるものです。 最後になりますが、私は本編である『マザコン』から読ませて頂きました。その為、所々にクスッと笑える伏線に気付けました。 しかし、この作品から読んでも十分に楽しめる形に作者様が仕上げています。この作品から読んで『マザコン』を読めば、違った面白さがあるでしょう。 本編の『マザコン』と共にお勧めできる、多くの方に読んで頂きたい面白い作品です!
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こんばんはm(__)m とても有り難く、素敵なレビューを有難うございます(/▽\)♪ 褒められ慣れていないので、嬉しいやら恥ずかしいやら……戸惑いました(/ー ̄;) 『マザコン!』とは掛け合っているようでいない作品となりましたので、わざとシリーズ枠にしていないのですが、紹介までして頂いて感激してしまいます♪ 楽しんで頂けて嬉しいです。 有難うございましたm(__)m(///ω///) 追記 能見はストーカーですからねぇ……気味悪がって頂けて良かったです♪ ……そんな奴に惚れてしまう芽衣は変人ですね。
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(*´・ω・`)b!
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