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隣の赤ちゃん【書籍化】
kくろおる
2016/11/29 9:21
楽しく読ませていただきました。 知らない人が隣に住んでいる。 当たり前のことなのに、意外と気にしないで過ごしている。 でも心のどこかでは、気になっている。 『知らない』ということは恐ろしい。 そこをうまく突いたサスペンスだと思います。 そして物語を閉じないことで、読者にこの先の主人公の立場の悪さを想像させてくれます。相手は若く、旦那の赤ちゃんも居て、同じマンションにすんでいる。有利なのは、籍を入れているという所だけでしょうか。でも読者には、良くて同等の立場としか見て取れないないですね。さて主人公はこの先、旦那とどう過ごすのでしょうか。絶対に別れたくはない心情吐露をしているので、知らないフリをするのでしょうかね。 こんなふうに、想像を掻き立ててくれる終わり方も、いいですよねえ。 エブリスタで三人称はあまりないように思います。 お勧めです。
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こにし桂奈
2016/11/29 9:34
くろおるさん、 「隣の赤ちゃん」をここまで読み込んでいただき、大変光栄です。 終わり方は自分でもどうかな?って不安でしたが、自信が付きました。(笑) 三人称も意識して書いています。 『知らない』主人公。しかし読者も隣のことを『知らない』。 知らないことがさらに恐怖を増大させる。知ったあとでも怖くなる。 ホラーらしくかけて良かったです。 素晴らしいレビューをありがとうございました。m(_ _)m
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