(応援)日常の中の非日常を堪能する主人公の奇妙な趣味。だけど、私はえらく共感というか同調してしまいました。 私にとって小学校の思い出は清廉潔白の真っ白なキャンパスに色鉛筆で色を塗った程度のものでしたが、大人になるにつれどんどん様々な色を重ねて、どこか小汚くなってしまったような感覚を持っています。 そんな気持ちを思い出しながら堪能させていただきました。 奇妙な趣味、途中からの不穏な動き、そして結末と分量以上のボリュームがあって読み応えがあります。 そして一番気に入ったのは最後の結末。 ネタバレしないで説明すると、「え?どこから?どこからこんな関係に!?さっき?それとももっと前!?」という小さな謎を残してくれました。 それが探究心をくすぐるんですよね、読み手の。 勿論、その結末に辿り着くためには作品に没頭する必要がありますし、それは純粋な心の持ち主の主人公の独白に共感でき、作品の中にうまく入り込めたからだと思ってます。(没頭させる作者様の力があってこそ!) 素敵な作品ありがとうございました! 引き続き創作頑張ってくださいね!

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