傘もささずに

(応援)三回も読みました。 ファンタジー小説なんて現実離れしていて絶対にあり得ない夢物語の子供向けの小説だと鼻で笑っていたのに……素晴らしい、素敵です、とありきたりの褒め言葉が恥ずかしくなりそうなほど感動しました。 長くもなく短くもなくちょうどよい短篇。 深海から桟橋に上昇して来る人魚……この場面が特に好きで文章から映像さえ浮かんできます。 ラストのどんでん返しもあっと驚かせられますが、それがまた爽やかなのです。 ちなみに、この作品は2016年6月の『どんでん返し』特集に見事選出されたそうです。 処女作からこの出来映え。 次回作が本当に楽しみな作家さんです。 ただひとつ……表紙はイマイチo(^o^)o 文句なしに私の《イチオシ》です。
1件

この投稿に対するコメントはありません