喰ウ寝ル

遅くなりましたが、レビューさせて頂きます。 まるで夢を見ているようだった。 夢の映像を見ながら、その場で書き写しているかのように。 歪な形をした店に入ると、そこは普遍とはかけ離れた突飛な世界が広がる。 店内に存在する深い森。 唐突に空から落ちていき、次に瞬きをすれば、宇宙が広がる。 整合性が保たれないまま、場面は次々に変化していく。 夢とは、無意識が映し出す幻影のようなもの。その世界は、自分の奥深くで蠢く心理の原型なのかもしれない。 夢を見ているように感じたのと同時に、デビッドリンチの映画を見たような不思議な感覚に陥った。 上辺だけでは理解出来ないような深い真意があるように思う。 かなり難解ではあったが、何度も読んでいくと少しずつ何かが見えてくるように感じた。 壮大で奥深い作品。 またも西 東という作家に夢中になってしまう自分がいる。
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喰ウ寝ルさんへ 今日は。 レビューを有り難うございます。 m(__)m 夢の繋がりのなさを書きたい部分もあったので、夢をみているように感じて頂けたのは嬉しいです。 (^^) でも、評価が過大ですよ。恥ずかしいです。 (*/□\*)
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本当に読んでいて自分が夢を見ているように感じました。 不思議な物語です。 流石の筆力に感服ですm(_ _)m
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