女郎花

(応援) 面白かったです! 既に30を超えるレビューコメントがついているので、私などがしゃしゃり出てあれこれ言うのもなんですが(^^) 一つ一つのネタをとってみても、音楽、音楽家たちの歴史的背景があるだけでなく、それを作者様が自身の中できちんと消化した上で創作(出力)しているという揺ぎない基盤の上に成り立つ物語としているので、ファンタジーとはいえ説得力と深みがあります。 それだけでなく作者様の心の叫びであろう、メッセージがラストの方にシャウトしたように響いてきたのにも心が打たれましたし、共感・共鳴しました。 「今の子は、楽をしてすぐに結果を出したがる。望むのは、ただの薄っぺらい技術だけだ。そしてその先にあるのは、ほとんどの子が同じ、名誉と富だ」 自身もこの一文にあるような若者時代を(少なからず)やらかしていたかもしれませんが、ここで読んたことにより、シャキッとした気持ちになりました。 また、遅ればせながら、作者様の筆名についての由来を知ることができ、なんだか嬉しくなりました。 このレビューを書きながら流れるB.G.M. は~ラフマニノフ作曲の『パガニーニの主題による狂詩曲』Op.43第18変奏……きっと好きな方も多いのでしょうか。自分は大好きですね。 悪魔が登場するお話ですが、怖いを上回るストーリーに香る美しさに……映画『ある日どこかで』の如く、ふと懐かしく思い出して物語の中に入り込み、繰り返し読みたくなるような小説でした。
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きゃー。 おみさん、おみさん。最高のレビューをありがとうございます! うわあああ。嬉しいです。嬉しいです。でもこんなに書いていただいて、恥ずかしいです。 メッセージだなんて、本当に本当に、何かが乗り移っていたとしか思えません。 偉そうにすみません。 まだまだ未熟ですが、精進いたします。 これからもおみさんに「面白かった!」とおっしゃっていただけるようにがんばります。 ありがとうございました。抱えきれないくらいの勇気をいただきました!
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>何かが乗り移っていたとしか思えません。 なにかが降臨しないと書けない時ってありますから、 間違いなく(;^^)なにかが降りてきて乗り移っていたのでしょうかね。 ラストの終わり方も意外にさらりとしていて、そこがまた夢のようでよかったです。
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