早川素子

猫でここまで話を広げられる発想力が素敵だなぁ…と読み進めました。 生類憐みの令、飼い猫減税。 何事も過ぎたるは及ばざるが如し、と言われているような感覚でした。 なにかを大切にすることと、それをどう働きかけるか。一歩間違えただけで、大きなものが崩れ去るものです。なんとも面白いブラックジョークともとれます。 猫の可愛さに触れる辺りで、作者様の茶目っ気を感じました。 こんな突拍子もない法律や世界観を、見事に作り上げているのがすごいです。とはいえ、ファンタジーではなく、非現実的に見えてとても現実的なお話。 政治を叩くことはいくらでもできる。それでも改革となると、じゃあ叩いているはずの国民たちはなにかできるのだろうか。そういうことを考えることがある私としては、とても興味深い話でもありました。 面白い作品をありがとうございました。
・2件
レビューありがとうございます。 あとがきの様な解説で、なんか僕が無意識に書いているところまで、解説してもらってる気がして、くすぐったかったです。(?≧?≦) しかも僕が意図していることころまで、見事に見抜いているところは、かなり驚きました。(国民たちは~) いつも早川さんは、魂のこもった解説をしていただけるので、本当に感謝しております。 僕も、早川さんの作品には相当刺激をもらっているので、これからも、お互い刺激しあえるといいですね(^_-)-☆
1件
あ、それ、私もくろおるさんのレビューで思ったことあります。 無意識に書いているけれど自分に中に根付いているから気に留めていなかったところを、見抜いて拾っていただいているような。 国民たちのくだり、一度書いたレビューを消して足したんです。この作品のレビューを書く上で、何か足りない気がして。魂がこもったレビューなんて言われると照れますね。。くろおるさんやぽぽあっとさんみたいにレビュー上手くないので(^^;) こうやって話していても、作品を読んでいても、くろおるさんとは感性が似ているような気がしていて(失礼なことを言っているかもしれませんが…)、けれど、違うところも確かにあって、尊敬できたり感動

/1ページ

1件