男性の独占欲がヒシヒシと伝わってきます。それなのに、主人公は男性のストレートな気持ちを自分の嘘のせいでねじ曲げてしまいます。 彼が好きという素直な感情と、嘘による後ろめたさ。この相反する気持ちが彼という存在を中心に目まぐるしく入れ替わります。 シンデレラをイメージした作品との事ですが、これらの感情の入れ替わり、主人公と彼の仕事。主人公の仕事に対する思い。それぞれが良くマッチしています。 最後にありのままの主人公を見た彼が、それでも一切の心変わりを見せない。彼は最初から虚構の主人公ではなく、彼女の本質のみを見ていたからこその一目惚れだったのかなと思わされるラストシーンでした。 こういう一途な男性って良いですよね。
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主人公が気にするほど、元々彼は彼女の仕事や生活の水準を意に介していなかった。それはご指摘の通り、彼が彼女の本質を愛していたからなんですよね。彼の良さをわかってくれて嬉しいです! レビュー、ありがとうございました。

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