あおい 千隼

レビュー失礼致します。 (応援) ひとりの女性に捧げる、主人公のひたむきで一途な愛を書き綴った、一通の恋文。 こんな素敵な手紙を貰えたらば、冬の寒夜も温まるだろう、そう思いながら拝読致しておりました。 ですが中盤に差し掛かると、なにやらその内容が意味する矛盾に、不明瞭な怪を覚えました。 大きな愛を抱える男と、それを一身に向けられた女性。 ですが、矛盾が意味するところに気づいた時点で、全身が総毛立ちました。 後日譚として語られる内容は、いつかまた、その日がやって来るんだよ……そう女性に向けられる、主人公の愛を以て締め括られました。 目を見張る、とても素晴らしいお話でした。 有り難うございました。

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