仙冬可

ゴリゴリのSFやんかー!! 少しじゃない、すこしじゃないw 初めは冷静で理知的な睦月を頼もしく思いましたが、だんだんと狂気を感じました。人間の体温がなく「彼女」に忠実。妄信的といってもいいほどに。ああ、なるほど……と。 ひたひたと会話が息苦しく逃げ場がなくなっていきます。 ラストに葉月への問がありますが、選択肢のない問いかけです。 目的のために作られた存在があり、目的のために消される存在がある。意思や命をないものとしてしまえば両者は等しい気がしました。 おかしいのは、どっちなのか…… 生存本能って正しいのか。 目眩のように価値観がヒラヒラ軽いもののようでした。 救いのないといえばない。 不思議な味わいでした。 細部のリアリティに舌鼓打ちました。 イベント主催お疲れ様&ありがとうございました。 鬼畜イベントやっぱり良いですね (//∇//)
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へへ、すいません。ハードになりすぎちゃったよねえ。 すこしふしぎは藤子・F・不二雄のSF作品を見ると「皮肉や風刺に満ちたブラックでシュールなSF作品」でもあるようだったので、そっちを重点に置いて書いてしまいました。 信頼していた睦月につきつけられる選択肢とアンドロイドならではの価値観に、葉月が感じるように動揺して貰えていたらとても嬉しいです。 鬼畜イベントは読むのも書くのも楽しいですね。 運営のイベントが退屈に感じるのはそのせいかしら。

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