佐崎らいむ

まだ、ラストにおまけ部分の更新が残っているとのことですが、この『Sign of love』本編が終わったところで、どうしてもレビューをしたくて。 恥ずかしながら、この物語を読んで、すっかり恋に落ちてしまいました。 恋愛ものは今まで、恋人たちを応援したり、ヤキモキしたりする彼らを楽しむスタンスだったのですが、この『Sign of love』の坂巻君には私自身がすっかり心を奪われてしまったんです。 坂巻君に会いたくて、更新が待ちきれない日々でした。 主人公の佐倉さんが坂巻君に心を持って行かれてしまう瞬間が、ここには仕事のシーンを通して鮮やかに描かれています。 あの出会い……。この物語の中ではほんのジョブなのですが、あの出会いで私はマジで泣いてしまいました。 仕事をしている人なら絶対わかる。あれはもう、本当にヤバい。 この物語の素晴らしいところは、単なる恋愛物語では決してないというところです。とてつもなくしっかり書かれたビジネス小説でもあり、作者はもしかしたらそちらにウェイトを置きたかったのかもしれないと思うほど。 坂巻という人物の魅力は、SEという仕事を通しての取り組み方、考え方にも表れ、彼が語る一言一言が真摯で優しくて人間味あふれていて。別の意味で胸が熱くなります。 もうやめて、短編でこんなに惚れさせられたら終わった後苦しいじゃない、と、作者にぼやきたくなるほど。(じっさいにボヤイテごめん (>_<)) 過去の主人公との出会いの時の、坂巻君の本当の胸の内を聞いた時は更に更に胸が熱くなりました。 この物語がどういうふうに終るのか、いろんな意味でドキドキでしたが、もう大満足!そう、この物語はこうでなくちゃ。 作者のSatoriさんは、ハードなサスペンスやミステリー、ファンタジー、そしてビジネス、恋愛ものと、幅広いジャンルを手掛けられますが、こんなにピュアで心震える恋愛×ビジネス小説は珍しいかも。 すっかり酔わされてしまいました。 この坂巻君は、ご存知京急グループ小説コンテストで佳作に入選した『七色』の主人公、あの坂巻君です。それを想いながら『七色』を読み返すと更に奥深い色が浮かび上がってくること間違いなし。 『七色』から派生した登場人物たちのシリーズは、更に続く予感。 楽しみでたまりません! 素敵なお話、本当に本当にありがとうございました!
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出す前からまきちゃんに恋するはずだ!とか言ってたので、これで反応してもらえなかったらどうしようかと思ってました(笑) ときめいてもらえて良かった!(*・艸・) 七色終わって割とすぐに書き始めたんだけど、書きながらも公開しなくてもいいんじゃないかな…という思いもあったりで、後から書いたJellyが先に終わっちゃったんだけど、こっちも出してみて良かった。 まきまきに恋してくれて、連載中もたくさんコメントくれてありがとう(泣) おまけ読むとちょっと佐倉さんにジェラシーかもしれませんが、まだ間に合うかもしれないから頑張ってね(謎)
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