まめた

怖いコワイ作品です。 人間の執着心ほど恐ろしいものはない、狙われたらもう逃れられない… 同時にこの作品はSNS社会への問題提起です。 SNSで広がる友達の輪、気軽に交流できて知らない人ともすぐに仲良くなれる、これをきっかけに結婚という幸せを掴む人もいる…でももしその中に変質者がいたら…? 本作は、主人公に執着する人物がSNSから情報を得てじわじわ迫ってくる恐怖がこれでもかと描かれています。 警察対応の歯がゆいこと!でも現時点の限界か… ピンチはぎりぎりで回避されるものの解決にはならず、「またね」と言った人物がやがて勝者となるだろうと暗示させるエンディング。 続きは読者に委ねられるのですね。さあ、どうしたら良いのでしょう? 非常に考えさせられる作品でした。ありがとうございました!
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まめたさん。 まさか、レビューを頂けるとは……本当に嬉しいです。 本当は、ともくんが両親を交通事故に見せかけて殺害したという部分まで描きたかったのですが、なにせ一万文字という文字数制限。 必要最低限の部分だけを描くのでギリギリ9997文字という、文字数制限に悩まされた作品でしたが、伝えたかった部分をしっかり読み取ってくださり、本当に嬉しいです。 「またね」という言葉。 よく「ばいばい」よりも「またね」がいいということを言われますが、自分は「またね」が結構苦手でして(笑) 「まったねーん」という軽いノリならいいんですけど、なんというか……この作品のタイトル通り「Endless」な臭いがするの

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