静かすぎて大きすぎる、その欲望。 美しいモノに執拗に捉えられる感覚は、きっとすべて狂気と言えるのだろう。本編はその狂気がどこか美しい。 主人公の淡々とした雰囲気がかえってその欲望の深さが感じられた。 飽くまでも静かに激しく求める様、焦らずに構えて未来にまでその狂気を繋げていく運びがさらにこの物語に透き通った輝きを添えていく……唸ってしまった。 まさに、玻璃のような物語でした。 早川さん、お美事です(*^。^*)
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美しく感じていただけたことが嬉しいです(^^) 狂気には美しさも含まれている。恐ろしいまでの執着は、境界のギリギリに立っているものです。 それにしても、嬉し過ぎるレビューを本当にありがとうございます(^^)感謝!

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