けい

星月渉さん、物語の完結、お疲れさまでした。 それぞれに色々を抱える四人の女子高校生が織りなす友情の物語。四つの事情が一つの絵になるとき、新しい時間が始まる。面白かったです。 ギャップ: とても素敵な人の小町ちゃん。けれども、ルックスがあれれ?な件。 キャラ:メイ、蓮花、まどか、そして小町。この四人の個性が非常に豊かで光っていましたね。スパイス的なお兄さんも良かった。 見せ場: さらりと見ただけでは分からない、四人それぞれに事情と背景がある。それはとても個人的であるようで、けれども、次第に四人が共有していく。そうしながら友情が深まっていくところがじっくり丁寧に描かれていて良かったです。 学校という大きな舞台もあるので、クラスの中の四人の位置とか、周りの生徒たちとの絡みとか、学校の中でのエピソードももっと見てみたかったです。 クライマックス: 三人の事情が近づいて行き、最後の小町に向かうところですかね。読者である自分の目も一緒に、どうなの?と小町に。篁さんが良い仕事しましたね。画を見たかった。でもきっと、見ないが良かった、ですね。 全体・読後感: 分かりやすく読みやすい文章に乗って、テンポ良く進んで行くことができました。女の子たちの心を女性目線で描いたまさに女性作家さんによる物語だなあと。 四つの学園物の連作短編(?)と思いきや、じわじわと近づき最後一つになる。そのすっきり感が爽快でした。最後再び鯨を呼んだ(呼ばれた?)のにニンマリ^^
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けいさん、とても丁寧なレビューをありがとうございますm(_ _)m 読み込んでいただき感謝です。 色々とあらもありますが、どうにか完結させました。(>人<;) 私も来週には読み愛していきますね (*^▽^*) ありがとうございました。
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