藤白 圭

タイトルのブックカース。 中世の頃の呪術を日本に持ち込んだ奇妙な本屋。 そんな本屋にブックカースの依頼が来る。 それは、どんな恐ろしい術なのか。 本を盗んだモノはどうなるのか? そんなイメージで読み始めたのですが……やってくれますねぇ。 どちらかというと作者様の作品、樹木医能者シリーズを彷彿とさせるようなストーリー展開で、オカルト要素を含みながらも、しっかりとした知識を散りばめたミステリーは、ミステリーだけに留まらず、ヒューマンドラマの側面を持っていて、心に温かなものを残してくれる。 これからまだまだ色々な依頼人が来るであろう店の新たなる物語が読みたくなる。 シリーズ化希望の作品です。
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快紗瑠さん、御見事なレビューありがとうございます。 貴殿の期待を裏切り、いつものホンワカな話になってしまいました。 今作はプロトタイプで様子見なので、また次があったらヨロシクですニャ(ΦωΦ)

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