お粥

完璧な妹に負い目を感じる姉。しかも、妹の婚約者は自分が想いをずっと寄せてきた人…。 読み進めるごとに胃がギュッとなる、この息が苦しいシチュエーションが、姉・トモコさんが作る、かっての水族館を思い出させる青いゼリーの描写と相まって、まるで静かな詩のように心に迫ります。 坂本君への想い、妹さんとの目に見えない確執、 過去の坂本君の何気ない一言からラストにかけて、イッキに闇に光が射していくような展開が、本当に素晴らしいです!!
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お粥さん!なんて嬉しいレビューをくださるのですか! 胃がギュッとなる…まさに書いている時の心境がこれでした。 恋愛というか、片思いや失恋をここまでしっかり書いたことがなかったので、 “うわー、これ結構こたえるな”と、自分自身まで胸が苦しくなりました(^^; けれど、一緒に胸を痛めることで大切に書き上げることが出来たと思います。 素敵なレビューに、とても励まされました。ありがとうございました。
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