表紙と物語、見事にマッチした、そして読めば読むほど深さと切なさに唸る作品です(*´∀｀) 表紙に描かれるたくさんの蒼、碧、青。それがヒロインの様々な憂いをそのまま表しているように思います。 おなじあ

繊細な描写に引き込まれて最後まで読ませていただきました。 ゼリーが軸になっていて、妹に対する複雑な思いや、自分の中での葛藤など、脆い部分が投影されていて、素晴らしかったです。 主人公の気持ちがじわ

元々、ヒロヤは小説作品のレビューが得意ではないのですが、 かづはさんのレアジャンルとのことで、 今回はお邪魔させていただきますデス。 毎度のこと、かづはさんの小説は、登場人物の可愛らしい心の機微を綴

完璧な妹に負い目を感じる姉。しかも、妹の婚約者は自分が想いをずっと寄せてきた人…。 読み進めるごとに胃がギュッとなる、この息が苦しいシチュエーションが、姉･トモコさんが作る、かっての水族館を思い出さ

姉妹の思う人は同じ人。 トライアングルな思いって、最終的に、一人だけあぶれてしまう。 過去への想いを馳せ、そして、今を考える。 海のような「ゼリー」がキーポイントとなり、泡となって消えたのは王子