菊池 策

たった今、母からお米と野菜が届いて、この作品を読んだ直後だったので、思わず泣いてしまいました。母は東京に住んでいて年金暮らしなのに、地方に住んでいるこんないい歳した子供(私)に何くれとなく送ってくれるのです。 母親にとって子供はいくつになっても子供なんですよね。こんな絶対的で圧倒的な愛情って、たぶん他にはないと思います。それを享受できる幸せに改めて気づかせていただきました。 子供の立場から見た母親の愛の深さと、母親の立場で感じる娘への愛情。そして、主人公の心に寄り添う夫の優しさ。 そのどれもが心に沁みる温かいお話でした。
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タイムリーな作品になったようで、良かったです(^^) お母さんってなんでこんなに愛情に溢れているんでしょうね。なかなか会うと素直になれないことも多かったりして、離れた後に後悔することがよくあります。普段から感謝をうまくは伝えられないから、自分の母親とは違った性格の登場人物ですが、母への感謝を込めた作品なんです。あまり素直になれない代わりに、伝えられるのはいつも文字ばかり。お恥ずかしい限りです。 受け継がれていく愛情を、自分もちゃんと後世に残していけるような人でありたいとも思います。 夫の優しさが、私の中では一番非現実的な理想の形として描きました。人って実際、こんなにいつでも相手のことばかりを
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おかげさまで本当にタイムリーでした。『孝行のしたい時分に親はなし』とわかっていても、なかなか素直に感謝を伝えられないんですよね。私も母への感謝の気持ちを込めた作品を書いてみたくなりました。 愛情ってインプットがあって、アウトプットがあると思うんです。だから、この作品の主人公のように母から自分へ、そして娘へと愛を繋いでいけるのが幸せな形ですよね。 『子供は3歳までに一生分の親孝行をする』ということを聞いたことがあります。私も子育てしながら、何度もそれを実感しました。だから、このお話の中でお母さんが結婚式で娘に『ありがとう』と言ったことにも、とても共感しました。 あ、確かにこの夫は理想形です
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