ヒロヤ

元々、ヒロヤは小説作品のレビューが得意ではないのですが、 かづはさんのレアジャンルとのことで、 今回はお邪魔させていただきますデス。 毎度のこと、かづはさんの小説は、登場人物の可愛らしい心の機微を綴っていたかと思いきや、次のたった数文字の一文でギクリとさせることが本当にお上手で、前述の可愛らしさ達が一気に表情を変えるのです。 今回もそれは健在で、ヒロヤは『来たよ……くそっ!覚悟はしていたのに!かづはたんめ!』みたいになるのです。 (いかん、ここはレビュー欄だった) 今回のお話は、主人公が作るゼリーが大切な役割を担っております。 想い人との記憶の中にある水族館のイメージはもちろん、 お話の場面のそれぞれが、ゼリーになぞらえているように感じました。 ゼリーが形作られる経緯は、淡い初恋が生まれるのと似ていて、 ふよふよと揺れる様子は、少女の不安定な心や迷いを表し、 熱い液体が冷えて固まる経緯は、溢れる気持ちを無理やりに抑え込む葛藤そのもの。 グッチャグチャにされた姿は、二人の言いようもない怒りや嫉妬、でもその断片一つ一つは、どれもクリアで清々しい。 大人になっても、どこか素直になれず、未熟で幼い姿を見せ合ってしまう、姉妹の独特な関係性を、手作りのゼリーという素朴で懐かしいお菓子が印象的に彩っているなぁと思いました。 ザッハトルテじゃダメなんですよね……きっと。 (水族館が炭鉱になってしまいますね) タルタルさんのファンタジックで美麗なイラストを、 かづはさんのピリリとした世界観で描いたら、 何とも味わい深い爽やかな神コラボが誕生! また次の作品を楽しみにしております^^
4件・2件
んぁあ、ヒロヤさん! 早速のレビュー、ありがとうございますm(__)m 初めての恋愛カテゴリーに挑戦した甲斐がありました!(^-^) ヒロヤさんをギクリとさせられたのは嬉しいですね♪なんだかにやけてしまいます(*´ω`*) このコラボ、実は次も決まっております! またまた美しいタルタルさんのイラストに、妄想が止まりません! これを形にするのがまた楽しいんですよねーo(^-^)o頑張ります! 素敵なレビューをありがとうございました!
1件
いやいや、こちらこそ拙いレビューで恐縮です。 結局何が言いたかったのか曖昧でスミマセン(--; あ!次回作もあるんですか? タルタルさんの世界観はファンシーで壮大だから、 書き手はイメージが膨らんで楽しめそう~。 是非是非、頑張ってください!
1件

/1ページ

1件