西 東

通い婚でしたか、妻問いでしたか、うろ覚えですが、この時代は男性が意中の女性の元へ通って想いを遂げたのですよね。 女性は待つだけとなると、逢えなくなれば、人の口に昇る噂か手紙でしか状況を知るすべもなく、不安も一人歩きするのだろうと考えてしまいます。 最初に好きになった人の面影を次の人に重ねてしまう、別れが不意だからこそ約束とも言い切れない『また』の言葉に淡い期待を持ち、またそれを否定してみたりする。 一人の、意地っ張りでも可愛らしい女性の姿を想像しました。
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素敵なコメントをありがとうございます。 可愛い女の子を彼女の中に見出だしていただき嬉しいです。 平安時代中頃までは、しっかり妻問婚(男性による通い婚)だったようですね。中期以降から、子息の養育は父親一族の元で、みたいな意識に転換していったとか(ちょうど摂関政治が廃れていった時期です)。 男性は全保存、女性は上書き保存するってよく言われますよね。あと、女性は今のオトコが一番、男性は過去のオンナが一番だとも。……にゃはは。 彼女の猛執的な態度にも、どこか寄り添っていただける点があればいいなと願ってます…… ストーリーと呼べるような話にならなかったのですが、「またね」のお題だと知って直ぐにこの

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